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「さげもの」とは…

 「吊るし雛」の風習は全国に有るそうで、「伊豆稲取 雛のつるし飾り」、「山形県酒田市 傘福」等が有名だそうです。毬を吊るすところなどは、養蚕業が盛んだった地方で正月に行われる「繭玉飾り」通じる様です。
 九州では「福岡県柳川 さげもん」が特に有名だとか。この有田の「さげもの」もこの流れでしょうか。


◎佐賀新聞(2008/02/18)
 華やか節句のつるし飾り 有田の瀧口さん

 有田町の瀧口トシ子さん(77)が、節句のつるし飾り「さげもの」を制作した。手縫い人形計700体を木の枠(高さ1・8メートル、横幅計9メートル)にぶら下げた大型サイズで、開催中の「有田雛(ひいな)のやきものまつり」を盛り上げるため、同町の古民家「森永邸」で24日から3月9日まで展示する。

 さげものは、初節句を迎える女児の幸せを祈ってひな壇の前に下げる飾り。瀧口さんは知り合いの家で見たさげものにひかれ、30代から20年間手掛けた洋裁の腕を生かし、昨年2月から1年間かけて絹で制作した。

 通常は輪の形の部品に人形を数十点下げる程度だが、瀧口さんは約1・8メートル四方の木の枠5点をびょうぶ形にしてぶら下げており、これだけの大きさは珍しいという。

 人形はハイハイをする乳児や桃といった伝統的デザインのほか、ボールを持ったふんどし姿の幼児などのオリジナルも。瀧口さんは「大変だったが、自分流で楽しみながら作れた。ぜひ見ていただければ」と話した。

【写真】人形一点一点を手縫いし大型の「さげもの」を製作した瀧口さん
「さげもの」とは…



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