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和風トリュフ、「松露」

 「松露」をご存じですか?
 海岸近く黒松林の白砂清祥な場所に発生する、大変貴重なキノコです。
 学名はRhizopogon rubescensで、松の露と書いて「松露(ショウロ)」です。
 キノコの中でも特殊な形態をして、傘もなければ足もない。
 キノコらしくないキノコで小さなジャガイモのような形をしています。
 松露は直径1~3センチ食味はまさに珍味で、微かに松葉の薫りが漂います。
 肉質の何とも言い難い歯切れのいい口当りは他に類をみません。
 
 松露(ショウロ)
 和風トリュフ、「松露」

 佐賀県唐津市の「虹の松原」にも、数はかなり減りましたが「松露」が取れます。

 虹の松原
 和風トリュフ、「松露」

 そうそう唐津には、この「松露」に模した「松露饅頭」と言う銘菓もあります。
 お越しの際は、是非お召し上がり下さい。

 松露饅頭
 和風トリュフ、「松露」


◎佐賀新聞(2008/03/22)
 松露試食などで虹の松原の魅力に迫る

 「虹の松原」の魅力を紹介するイベント「虹の松原・松露(しょうろ)ウイーク」が22日、唐津市の唐津ロイヤルホテルなどで始まった。松原に自生するキノコ「松露」の試食会や俳優の柳生博さんを招いた鼎談(ていだん)などがあり、約150人の市民が松原の保全や活用を考えた。

 イベントは、広葉樹の侵入で荒れつつある松原の再生に取り組む「虹の松原保護対策協議会」(会長・坂井俊之唐津市長)が、松原への関心を深めてもらおうと初めて開催した。

 このうち試食会では、松林の健全度の指標ともいわれる松露を特別に許可を得て採り、茶そばやおから、水菜とのあえ物などにアレンジ。茶そばに添えられた松露を味わった原田京太君(東唐津小4年)は「初めて食べる味。シャキシャキしておいしい」と話した。

 また、柳生さんと坂井市長、古川康知事が松原の保護について意見交換。柳生さんは「松葉かきなどのボランティア活動を市民が実際に見て、参加する動きが生まれてほしい。エコツアーを企画してはどうか」と提案した。

 23日は午前9時から一斉松葉かき、30日午前10時からは松原内のウオーキングがある(参加自由)。

【写真上】松露を使った料理を味わう子どもたち=唐津市の唐津ロイヤルホテル
【写真下】試食会で提供された松露を添えた茶そば(左)と松露と水菜の和え物
和風トリュフ、「松露」
和風トリュフ、「松露」



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