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プルサーマル原子炉数導入目標、達成困難に

プルサーマル原子炉数導入目標、達成困難に
読売新聞(2009/03/07)

電事連

 使用済み核燃料を既存の原発で再利用するプルサーマル計画に絡み、電気事業連合会は6日、2010年度までに16~18基の原子炉に導入すると掲げた数値目標が事実上、実施困難になったことを明らかにした。電源開発が昨年11月、大間原発の運転開始時期を2014年12月に決めたことを受けたもので、電事連は新たな目標設定は行わない方針。

 電事連は6日の記者会見で配布した報道資料には、これまで記載してきた目標数値「16~18基」が盛り込まれていなかった。これについて、電事連の中山隆志広報部副部長は「大間原発の運転開始時期が明確になった中、事実に反するので真摯(しんし)に対応するべきだということで数字を外した。各社ともこれまでと気持ちは変わらない」と説明した。

 プルサーマル計画は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムをウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料に加工し、既存の原発で再利用する核燃料サイクル政策の一環。しかし、これまでに事前了解を得られているのは、全国で7基にとどまっている。

 また、電事連は日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)で取り出す09年度のプルトニウムの利用計画を発表した。

 計画によると、今年8月に完工予定の再処理工場では09年度に160トンの使用済み核燃料を再処理し、0・9トンのプルトニウムを取り出す予定。これにより、プルトニウムの保有量は09年度末に3・2トンになる見通し。



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