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日立データ改ざん発覚

全国18基の原発で使用=改ざん業者担当の配管-日立側に厳重注意・保安院
時事通信(2009/04/13)

 中国電力島根原発3号機(松江市、建設中)と中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市、運転停止中)のタービン部分の配管に溶接後のデータ改ざんが見つかった問題で、改ざんした「日本工業検査」(川崎市)が日立製作所を通じて納入した配管は、全国18基の原発で使われていることが13日、経済産業省原子力安全・保安院の調べで分かった。保安院は同日、日立の川村隆社長らを呼んで厳重注意し、原因の分析と再発防止策の報告を求めた。
 保安院によると、日本工業検査が溶接後の熱処理を担当した配管は、改ざんが見つかった2基を含め、全国18基の原発で使用されているが、各電力会社を通じて調べたところ、改ざんの形跡は他に見つかっていないという。

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日立の委託先、542カ所で熱処理=データ改ざん発覚の浜岡原発-中部電
時事通信(2009/04/13)

 中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)などのデータ改ざん問題で、改ざんを認めた日立製作所の委託先「日本工業検査」が同原発3-5号機の計542カ所で溶接後の熱処理を行い、このうち、実際に改ざんした作業員が5号機の94カ所を担当していたことが13日、分かった。
 問題発覚後の同日午後、中部電力静岡支店の杉山和正原子力グループ部長が同県庁を訪れ、県幹部に明らかにした。同社は改ざんがあった個所の安全性を早急に確認するとした。
 中部電によると、改ざんがあったのは、日本工業検査が熱処理した5号機のタービン配管溶接部1カ所の温度管理データ。2000年7月の電気事業法改正で、電力会社が溶接部の安全性を確認する検査を実施するように義務付けられたが、検査申請が改正前だったため、電力会社による検査は行われていなかった。
 同県の小林佐登志危機管理監は、同社が熱処理したほかの個所についても確認するよう要請。杉山部長は「問題がないことを証明したい」とした。


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原子力発電所における焼鈍作業に係る記録改ざんへの対応について
経済産業省ニュースリリース(平成21年4月13日)



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