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呼子区長連絡協 要望書を提出

呼子区長連絡協:プルサーマルと中間貯蔵施設に反対要望書、知事に提出
毎日新聞(2009/05/09)

 ◇「核燃料サイクルは事実上破たん」

 唐津市呼子町の区長連絡協議会(大森登至郎会長)は8日、県庁を訪れ、今秋にも実施される九州電力玄海原発3号機(玄海町)のプルサーマルと、使用済み核燃料中間貯蔵施設に反対する古川康知事あての要望書を提出した。

 同協議会は、要望書で「核燃料サイクルが事実上破たんしていることは明らか。プルサーマルの受け入れ中止と中間貯蔵施設設置の動きに反対の態度をとることを強く要請する」としている。

 この日は全18人の区長のうち9人が顔をそろえ、田代典久・原子力安全対策課長に疑問をぶつけた。

 区長たちは「中間貯蔵施設で上場台地のイメージが悪くなる」「プルサーマルの住民投票をやったらどうか」などと次々に訴えた。

 また、「プルサーマルを唐津市民にどう説明したのか」との質問に対して田代課長は「昨年、市内で講演会を実施した」と強調したが、逆に「どの地域でも65歳以上が3割を超えており(高齢化で)参加できない。それぞれの地区でやってほしい」と切り返された。

 大森会長は最後に「県の推進者は玄海町に住んで私たちの気持ちを分かってほしい」と訴えた。

 同協議会は4月、同様の要望を玄海町、唐津市、九電に対しても行っている。【関谷俊介】

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中間貯蔵施設 反対を─区長連絡協、県に要請
佐賀新聞(2009/05/09)

呼子区長連絡協 要望書を提出 九州電力が中期経営方針に盛り込んだ使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、唐津市呼子町区長連絡協議会(大森登至郎会長)は8日、佐賀県に「反対の態度をとってほしい」と要請した。今秋にも始まるプルサーマルについても受け入れ中止を求めた。

 大森会長ら区長9人が県庁を訪れ、要請書を提出。「玄海原発をプルサーマルの実験発電所にした上、上場地域を核施設の集中地帯にする計画はやめてほしい」と訴え、避難道路の整備など安全対策の推進を求めた。

 県原子力安全対策課の田代典久課長は「中間貯蔵施設は、県が検討する段階ではない」と従来通りの回答。プルサーマルについては「安全性は確保される。漠然とした不安が解消されるように、今後も説明を続けたい」と答えた。

 同協議会はすでに唐津市、玄海町、九州電力にも同様の要請書を提出している。

【写真】中間貯蔵施設とプルサーマルの中止を要請する唐津市呼子町区長連絡協議会=県庁



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