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MOX燃料2日初装てん

◎九電、MOX燃料2日初装てん 玄海原発3号機で
(47ニュース:2009/09/30 17:35 【共同通信】)


 九州電力が、定期検査中の佐賀県玄海町にある玄海原発3号機(加圧水型軽水炉、118万キロワット)に、10月2日からプルサーマル発電用のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装てんすることが30日、分かった。順調に進めば、10月下旬から段階的に発電を開始。11月中旬にも通常運転に入り、国内初の本格的なプルサーマル発電を始める。

 MOX燃料の装てん作業期間は5日間で、途中10月5日に作業の様子を報道陣に公開する。

 プルサーマルは、原発で通常使うウラン燃料の節約につながるとされるが、毒性が強く核兵器の材料にもなるプルトニウムを扱うなど、地元住民らに安全面で不安感が根強い。運転再開に向け、きめ細かな情報開示が求められそうだ。

 九電は8月末から玄海3号機の定期検査に入り、検査中にウラン燃料集合体193体のうち約3分の1を交換。新たに装てんする燃料集合体の一部、16体をMOX燃料に置き換える予定。

 MOX燃料はフランスで製造され、5月下旬に輸送船で同原発に到着、経済産業省原子力安全・保安院の目視検査に合格した。現在は同原発の施設内に保管されている。

 プルサーマルは四国電力の伊方原発(愛媛)、中部電力の浜岡原発(静岡)も2010年以降に順次開始する見通しだ。



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