ガラス固化製造の難航

昏君

2009年03月26日 22:32

日本原燃:固化体の製造試験、再開困難 トラブルが相次ぎ
毎日新聞(2009/03/26)

 日本原燃(青森県六ケ所村)は26日、使用済み核燃料再処理工場の溶融炉でトラブルが相次いでいるのを受け、5月に予定していたガラス固化体の製造試験再開は困難になったと明らかにした。試運転(アクティブ試験)の終了は予定の8月よりさらに延びる見通しで、今秋予定の本格操業が遅れるのは必至となった。試運転の延期は事業指定後、14回目。

 原燃では昨年12月、高レベル放射性廃液をガラスで固化する溶融炉内で、かくはん用の棒が曲がったり、耐火れんがが損壊したほか、廃液が漏れるトラブルもあり、固化体の製造試験はストップしている。【矢澤秀範】

関連記事