被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト


女性鷹匠は中学生

 唐津市浜玉町の諏訪神社の秋季例大祭行事の一つとして、タカやハヤブサの奉納飛行がおこなわれました。
 この行事に佐賀県武雄市の武雄中学校1年生の石橋美里さんが参加、彼女は九州最年少の女性鷹匠(たかじょう)です。
 愛鳥のハリスホーク(日本名・モモアカノスリ)を自在に操り、鷹狩りのための訓練の様子を披露した。
  同神社には500年ごろに朝鮮半島から渡ってき鷹匠伝説が残り、境内にはタカをまつる祠(ほこら)がある。奉納飛行は秋季例大祭行事の一つとして、武雄市の愛好家らでつくる「ワールドファルコナーズクラブ九州」に依頼し、昨年から始めた。

※佐賀新聞(2007/11/24)より引用


鷹匠の石橋美里さんの指示で勇ましい飛行を見せるハリスホーク
女性鷹匠は中学生


鷹狩(たかがり)
女性鷹匠は中学生



ハリスホーク(日本名・モモアカノスリ)

女性鷹匠は中学生


諏訪神社

一寸古いですが、彼女とタカについての記事を転載します


◎Web Japan より転載
今月のキラキラキッズ  2005年11月号
大空の勇者タカを育てる小5の少女

 タカのハリスホークとハヤブサを育てている小学5年生の
少女がいます。家ではとても仲良しのペットですが、「タカ
を使って農家が困っているカラス被害を減らしたい」と毎日
訓練に一生懸命です。

 この少女は佐賀県武雄市の石橋美里さん(11)。小さい
頃から動物が好きだった美里さんは、仕事で留守がちなお父
さんの秀敏さん(39)に代わって、オスのハリスホーク「桃
太郎(別名・モモポコりんりん)」とメスのハヤブサ「白」
にえさをやったり、体重をはかったり、訓練をしたりと大忙
しです。学校の剣道部の練習でおそくなるときは、おじいさ
んが美里さんの代理です。家族みんなでヒナのときから育て
てきたので、大空の勇者もすっかりなついています。外で飛
ばすとき以外はひもでつないでいますが、物をちらかすなど
いたずら好きで家の中ではおばあさんにしかられることもし
ょっちゅうです。

 桃太郎は人工はんしょくしたカナダ産で、生後約6ヶ月、
体重は約700グラムですが、つばさの幅は1メートル近くにも
なります。絶めつの恐れがあるために、国内に生息する自然
のタカ・ワシ、ハヤブサ、フクロウの仲間の鳥たちを捕まえ
て、個人がペットとして飼うことはできません。こういった
種類の鳥が好きな人たちは輸入された鳥を育てています。

 日本では、カラスによって農作物を荒らされる被害が起
きています。お父さんが会員になっている自然農業をすすめ
ている団体が栽培するかきやなしも、カラスが食べてしまい
ます。「外国の空港ではハヤブサで野鳥対策をしている。訓
練の仕方を工夫すればカラスが来ないようにできるのではな
いだろうか」。お父さんは日本の訓練の仕方や外国の資料な
どを参考に、独自のトレーニング方法を考えました。

 美里さんとお父さんは『カラスを追い払おう』と、桃太
郎の小さいときから訓練を繰り返しました。「桃太郎が電線
に飛び上がると、何10羽もカラスが集まってきて大さわぎに
なります。でも桃太郎は逃げずにかかっていってカラスを追
い払います」。果樹園で飛ばし始めてから2ヶ月ほどたちます
が、カラスはとなりの田んぼまでは来ても果樹園には来なく
なったといいます。

 美里さんには、かわいがっていた動物が原因不明の病気
で死んでしまった悲しい思い出があります。「もっともっと
自然のことや動物のことを勉強して将来は獣医さんになりた
い。人間と生き物がいっしょに生きていけるようになってほ
しい」という美里さん。タカの飼育の経験をいかして、夢が
かなうといいですね。女性鷹匠は中学生



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