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古の湯「嬉野温泉」

 『嬉野町』はお茶と温泉で有名な観光地です。2006年1月1日に隣の藤津郡塩田町と対等合併し、市制施行し消滅した。新市名は『嬉野市』で、庁舎位置は現在の塩田町役場にあります。

 温泉の歴史は非常に古く、神功皇后の西征にまで遡る。その帰途に白鶴を見付けたが、傷を負っていて心配していたところ、河原に舞い降りて湯浴みをすれば、再び元気に去っていくのを見て「あなうれしの」と感想を述べたという。嬉野という地名は、この逸話に因るという。

 その『嬉野温泉』が「第21回にっぽんの温泉100選」(観光経済新聞社主催)で、19位に選ばれました。何だ19位かとお思いでしょうが、佐賀県では過去最高位です。これでも“うれしいのー”です。


◎佐賀新聞(2007/01/01)
 「温泉100選」で嬉野19位 過去最高位の評価に

 旅行業者など“旅のプロ”が人気投票する本年度の「第21回にっぽんの温泉100選」(観光経済新聞社主催)で、嬉野温泉が過去最高の19位に入った。前年度から一気に10ランク上がり、嬉野温泉旅館組合は「美肌の湯を全面に打ち出す近年の取り組みで、泉質の良さが浸透してきた」と分析する。また、古湯温泉が87位にランクイン、初の100選入りとなった。

 温泉100選は全国の旅行会社やJR、航空など運輸業者を対象に実施。総投票数は3604票で1位は草津(群馬)となった。2位は由布院(大分)、3位が黒川(熊本)で、指宿(鹿児島)と別府(大分)を含め九州勢は4温泉地がベスト10入りしている。

 嬉野温泉は第1回(87年度)以降、すべて100選入りで30位台を中心に推移しており、これまでの最高順位は第11回(97年度)の28位。06年度はそれに次ぐ29位で、本年度の30位内の温泉地では最も高いランク上昇だった。九州では12位の雲仙(長崎)に続き6番目となっている。

 雰囲気、知名度、泉質、施設の完備などの4項目の中から選ぶ推薦理由別では、泉質が14位で上位になっている。同組合では近年、「日本3大美肌の湯」をコンセプトにしたイメージ広告を展開。また、温泉がナトリウムを多く含む重曹水で、皮膚をなめらかにするなど泉質、効用をパンフレットに詳しく記載してブランド力の強化を図っており、その効果が出ているようだ。

 同組合の山口保理事長は「改築する旅館があったり接遇で好評を得るなどハード面、ソフト面は着実に向上している。今回の躍進を新たな利用客の呼び込みにつなげ、来年はベスト10入りを目指したい」と話す。

【写真】長崎自動車道嬉野インターで嬉野温泉を紹介する看板。温泉100選では19位に躍進した=嬉野市嬉野町
古の湯「嬉野温泉」



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