原子力発電所の隣に、九州電力が建設した「玄海エネルギーパーク」があります。
玄海町の数少ない観光資源の一つです。
ここでは、原子力テーマにした「エネルギー館」と、九州の物産や祭り等を展示した「九州ふるさと館」があります。
敷地内には珍しいスウェーデン製の遊具が置かれ、町民の憩いの場になっています。
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玄海エネルギーパーク
隣には同時期に建設された、発電所の温排水を利用した「観賞用温室」もあり珍しい熱帯の植物を鑑賞できます。
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観賞用温室
しかし、年々入館者は減り続けています。
そんな中、新しく「玄海町次世代エネルギーパーク計画(仮称)」が持ち上がっています。
今回は単に原子力だけではなく、次世代のクリーンエネルギーをテーマにした施設です。
主な施設は太陽光、小型風力、小型小水力等の設備を備え、エネルギー学習機能、体験交流機能、エネルギー供給機能を有する施設を設置されます。
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次世代エネルギーパーク
実際に普恩寺地区に単機容量では国内最大級の1500kW風車6基が既に稼動しています。
玄海町だけでなく唐津市の沿岸部は風力発電に最適な地域とされ、近年風力発電機の建設ラッシュが続いています。
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玄海ウィンドファーム