佐賀県の有明海の太良町沖では、「竹崎ガニ」呼ばれる大変美味しいカニが獲れます。
このカニはワタリガニ科ガザミ属
ガザミの一種です。
夏は淡白な味わいのオス、冬は濃厚なメスと、一年中楽しめます。
最近、青い甲羅を持つ竹崎ガニが獲れたことが話題になっています。
遺伝子異常で黄色の色素が欠落したではないかと、専門家は言っています。
青い甲殻類で有名なのが、高級食材として珍重されるブルターニュ産オマールの青い
ロブスター、ブルーオマールですね。
この竹崎ガニもブルー・オマールの劣らず綺麗な青紫色の甲羅を持っています。
高級な雰囲気がして、食べるのが勿体無いような気がしますね。
ブルーオマール
◎佐賀新聞(2008/09/16)
ゆでたら赤い・・・? 太良で青いカニ
有明海の太良町沖で、鮮やかな青い甲羅の竹崎ガニ(ガザミ)が見つかった。地元漁師からカニを仕入れた仲買いの川下繁治さん(73)=同町=は「長年、扱っているが、こんなに青いのは初めて」と驚く。
県有明水産振興センターによると、「突然変異による色素異常が原因。黄色の色素が欠落しているため、青くなったのでは」と分析。「青いカニをゆでても、通常ほど赤くならないかもしれない」と興味深げに語った。
緑がかった色のカニに交じって、網に掛かっていたこのカニ。川下さんは「漁師仲間に見せたいので、しばらく水槽で飼いたい」と話す。
【写真】青い甲羅を持つ竹崎ガニ=太良町大浦の川繁商店
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