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佐賀の食材はいかが?(クウェート)

 外務省と農水省の和食のよさを海外に広めようと展開している事業の一環で、佐賀産の和牛肉と温州蜜柑が食材に選ばれました。
 場所は富裕層の多い産油国『クウェート』の日本大使館、中東の方の舌を納得させたでしょうかね。
 佐賀産和牛の『佐賀牛』『船場吉兆』の事件で、十分高級ブランドと成り得ると証明済みです。
 温州蜜柑も統一ブランド『さが美人』や、海外向けブランド『J-PON』で国内外で知名度を上げています。
 今後が展開が楽しみです。


◎佐賀新聞(2007/12/10)
 佐賀産和牛とミカン、クウェート富裕層にアピール

 富裕層の多い産油国クウェートの日本大使館で、県は9日、佐賀産和牛と県産ミカンの統一ブランド「さが美人」の試食会を開いた。クウェートの日本食レストランや流通業者、メディア関係者などを招き、日本政府の“お墨付き”で県産品をアピール。輸送コストや嗜好(しこう)など多くの課題があるが、参加者の反応を見ながら、将来的な輸出の可能性を探った。

 試食会は、外務省と農水省が和食のよさを海外に広めようと展開している事業の一環。佐賀産和牛とさが美人が食材に選ばれ、牛肉14キロ、ミカン10キロを送った。試食会後には現地の要人などを招待したレセプションも開かれ、350―400人が県産品を味わった。

 県国際課によると、クウェートでは約20店の日本食レストランが営業しているが、日本から輸入した食材はほとんど使われていないという。牛肉はオーストラリアや米国産で、オレンジはEU諸国からの輸入が多い。

 県は県産農産物の輸出拡大を目指しており、富裕層の多いクウェートは魅力的な市場。しかし、肉牛を解体・保管する際、宗教上の理由で豚と同じ場所を使用できないなどの制約があるほか、輸送コストや脂肪交雑(霜降り)の多い和牛が嗜好に合うかなどの課題もある。

 同課は「すぐに輸出へとつなげるのは難しいかもしれないが、品質の高い県産品をアピールする機会になる。食材に選ばれたのはありがたく、いい反応を期待している」と話す。

 県産の農産物では「佐賀牛」が6月から香港へ輸出され、9月末までに3・2トンを出荷。ミカンはカナダに毎年1500トン前後を輸出しているほか、市場を通じて台湾などにも出荷されている。

【写真】クウェートの日本大使館で開く試食会の食材に選ばれた佐賀産和牛とさが美人。現地での反応が注目される
佐賀の食材はいかが?(クウェート)



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