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海苔が一枚で300円!

 有明海で養殖された秋芽ノリの今季の初入札会での最高値です。
 地元の関係者ですら驚いています。
 それだけ今年の海苔は品質が良いようです。
 でも、こんなん高級品は贈答用や高級料亭用で、庶民の口には入りませんね。
 生産者価格でこの値段、消費者価格はどの位になるのでしょうか。


◎佐賀新聞(2007/12/11)
 新基準「有明海一番」が最高値更新 ノリ初入札

 県沖の有明海で養殖された秋芽ノリの今季の初入札会が10日、佐賀市の県有明海漁協であり、今季から県と同漁協が取り組む新基準の極上のり「佐賀海苔(のり)有明海一番」は販売枚数36万枚で、1枚の平均単価は193円80銭、最高値で300円をつけた。これまでの最高値は1992年の230円で、記録を更新した。

 有明海一番を含む全体の販売枚数は約3億105万枚で、販売額は46億9221万円。平均単価は15円59銭(昨年比2円38銭高)で、有明海一番はこれの12・4倍だった。

 今季は海水温が10月に高めに推移し、種付けを半月遅らせる異例のシーズンだったが、海況もよく、高品質なノリに仕上がった。販売枚数・販売額ともに5季連続の日本一に向けて好スタートを切った。

 国産ののり加工品は、原産地表示の義務がなく、産地が表示されても有明海産がほとんど。新基準ののりは販売業者に「佐賀海苔有明海一番」の商品表示を義務付け、「のりは佐賀」をアピールする。秋芽ノリと冷凍網ノリの初摘み分から生産者1人当たり1箱(3600枚)ずつ出品でき、食味審査などを通し、今回は上位100箱を選んだ。

 入札会は47の買い付け業者の担当者ら約200人が参加。広島県の業者は「この時期にしては黒々として、味のバランスもいい」と今季の全体的なレベルの高さを評価し、「有明海一番は生産者の思いが伝わるようなおいしい味になっている。日本一の産地を確かなものにできるのでは」と話した。

 県有明海漁協の川崎守組合長は「300円には驚いた。過去最高のノリができた上、徹底的に上質のものを選び抜き、商社に最高の評価をしてもらった。この取り組みで、ノリ全体の相場が上がることを期待したい」と語った。入札会は来年4月までに10回程度行う予定。

【写真】秋芽ノリの初入札会で、厳選した「佐賀海苔有明海一番」を品定めする買い付け業者=佐賀市の県有明海漁協
海苔が一枚で300円!
 

 店頭価格は全形(縦19センチ、横21センチ)10枚入りで、5250円!。ドンドン売れてるそうです。
 凄いな!


◎佐賀新聞(2007/12/12)
 10枚5000円の「有明海一番」 人気は上々

 過去最高値をつけた新基準の極上のり「佐賀海苔(のり)有明海一番」が11日、佐賀市の百貨店などで発売された。これまでの最高級品の2倍の値をつけて売り出されたが、店頭に並べる作業中にも売れていく人気ぶり。百貨店側も「歳末商戦の中、佐賀のり全体のイメージアップにつながる」と期待を寄せていた。

 この日、出荷したのは佐賀市のサン海苔で、前日に落札したのりを包装して、そのまま店頭に並べた。水分が10%ほど残った「生のり」で、磯の香りが強く、凝縮されたうまみが口の中に広がる。店頭価格は全形(縦19センチ、横21センチ)10枚入りで、5250円。佐賀県内では玉屋のほか、さが風土館「季楽」本店、ジャスコ佐賀大和店の有明工房、佐賀駅デイトス、サン海苔本社と福岡市の岩田屋百貨店内の有明工房で、限定150袋を販売した。

 このうち、20袋を入荷した佐賀玉屋の田中丸善吉食品部長は「佐賀のり全体の売れ行きに波及効果があるはずだ」と言い、4袋を購入した男性(37)は「職場で話題になって買いに来た。どんな味か期待している」と話していた。

【写真】「山は富士。海苔は佐賀」とPRするポスターとともに店頭に並べた「佐賀海苔有明海一番」=佐賀市の佐賀玉屋
海苔が一枚で300円!



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