『タイラギ(玉珧)』は、イガイ目・ハボウキガイ科に属する二枚貝の一種。内湾の砂泥底に生息する大型の二枚貝で、重要な食用種です。
ほのかな甘味に奥行きのある香り。帆立貝の貝柱よりも歯ごたえがあるのが特徴です。 殻の長さが30cmにもなる大きな貝で、貝殻の内側は暗い青緑の上に虹色がのった美しい貝です。
生のまま刺身で食べるのが一番。新鮮なものは、さっとあぶっても美味しい。
日本一干満の差の大きい有明海は、
『タイラギ』の産地の一つです。
しかし、近年漁獲量が減っています。有明海の
『諫早(いさはや)湾干拓工事』の影響も取りざたされていますが、因果関係はハッキリしません。
タイラギ(外観)
タイラギ(内部)
タイラギ(貝柱)
◎佐賀新聞(2007/12/21)
タイラギ漁解禁、水揚げ厳しく「採算合わない」
有明海で高級2枚貝のタイラギ漁が20日、解禁された。初日の水揚げは、昨季を大幅に下回る厳しいスタートとなった。
近年、有明海ではタイラギの生息数が激減。今季は3年ぶりに再開された昨季に続く解禁。この日は、藤津郡太良町の県有明海漁協大浦支所から福岡県大牟田市沖に9隻が出漁。午前9時の解禁と同時に潜水服姿の漁師たちが、水深約7メートルの海底に潜ったが、30分ほどで「何もいない」と引き揚げる船が続出した。
同支所によると、初日の貝柱水揚げは1隻当たり平均約250グラムで昨季の6分の1。親子3人で出漁した黒田嘉則さん(31)=同町=は「採算が合わないので、漁を見合わせる。春先に再開できれば」と話していた。
【写真】2季連続の解禁となったタイラギ漁だが、初日は不調に終わった=福岡県大牟田市沖
