『船場吉兆』の偽装問題で誤解を受けいている“佐賀牛”ですが、佐賀県がHPで公式紹介をしています。
そもそもBSE問題や、外国産牛肉を国内産牛肉と偽った事件以降は牛に関しては(乳牛も含めて)、厳しくDNAで個体管理されています。これによって“佐賀牛”だけでは無く全ての牛の正しい産地が分かるようになり、流通が透明になってきました。それによって既存の有名ブランドだけでは無く、夫々の山地が夫々のブランドで販売が出来るようになったのです。
その中から有名ブランドにも退けを取らない産地が出てきたのです。特に超高級は別にしても、高級レベルの品目では同等な商品が数多くあります。ただ後発ブランドのために、知名度が低く価格を安く叩かれているだけです。この事を消費者も理解して新しいブランドに目を向ける事が、産地間競争を活発にしてより美味しい商品を安心・安全に安く購入する事に繋がると思います。
これからは消費者に先入観の無い公平な目を持ってもらうことが、産地の健全な競争に繋がると期待します。
◎佐賀県HPより転載
「佐賀牛」をご紹介します

本県は、恵まれた自然環境の中で、肉牛の肥育が盛んな佐賀牛ところです。
こうした中、JAグループ佐賀では、県内から出荷される高品質和牛を差別化するため、生産者や関係機関と一体となって県下統一ブランド「佐賀牛」を立ち上げ、生産、販売に取り組んできました。
今では、全国でも有数の銘柄牛として認知されています。
◆「佐賀牛」の認定について
佐賀牛は、厳格な品質管理のもとで認定されており、JAグループ佐賀肥育牛部会の組合員が生産した黒毛和牛のうち、(社)日本食肉格付協会が定める牛枝肉取引規格の肉質等級「4」で脂肪交雑のBMS値「7」以上のものを「佐賀牛」とされています。
また、肉質等級「2」で脂肪交雑のBMS値「2」から肉質等級「4」で脂肪交雑のBMS「6」までを「佐賀産和牛」と明確に区分しています。
なお、肉質等級とは、牛肉の脂肪交雑、肉の色沢、肉の締まり及びきめ、脂肪の色沢と質の4項目のそれぞれの成績(1~5等級)を基に総合的な判定がされます。それぞれ4項目全てで5等級と判定されたものが総合的な判定で5等級となります。
さらに、脂肪交雑のBMS値については、さらに細かく1~12までの段階に分けられており、値が高いほど、きめ細かい脂肪(霜降り、さし)が入っていることになります。
◆「佐賀牛」の商標について
JAグループ佐賀では、平成12年に「佐賀牛」の商標登録をされています。「佐賀牛」と認定されたものには、「佐賀牛」の文字がついたシールが貼付して販売されています。
◆「佐賀牛」の生産について
生後約10ヶ月で肥育農家に購入された子牛は、その後、約20ヶ月の育成を経て、およそ700kg/頭で市場に出荷されています。
餌の管理については、肉質に直接に影響することから、各肥育農家では、生育時期に応じて、配合や給餌方法をかえています。
また、牛にストレスを与えないよう、畜舎では換気に気を配るとともに、病気などが侵入しないよう、特に衛生面には注意して、一頭一頭愛情を込めた管理を行っています。
◆トレーサビリティについて畜舎の様子
肉用牛については、BSEの発生以来、消費者に対して国産牛肉の安全・安心さを確保するため、すべての個体で識別ができる
トレーサビリティが確立され、生産履歴が公開されています。
また、JAグループ佐賀では、ホームページ
「さが肉牛農場通信」で、組合員が生産した肉用牛の一頭一頭について、上記の生産履歴だけでなく、生産者の顔写真、メッセージ、飼料まで公開され、消費者に対する安全・安心な牛肉のPRに努められています。牛肉のパックや店頭などに表示されている10桁の個体識別番号を入力するとご覧になれます。
◆「佐賀牛」の流通について
県内からは毎年約25,000頭の和牛が主に、大阪・神戸といった関西地区を中心に、東京、福岡、県内に出荷されており、このうち、約5,000頭が「佐賀牛」と認定されています。
「佐賀牛」の販売促進を図るため、県内外に、販売指定店を、平成19年3月末現在で、県内45店舗(佐賀牛販売促進協議会指定)、県外463店舗(JAグループ佐賀指定)設けています。
◆「佐賀牛」の歴史
佐賀牛のルーツは、昭和36年にローカルブランドで関西方面に「牛津牛」として出荷されたのが始まりです。その後、若手肥育農家が研究を重ねられた結果、肉質の向上が顕著となり、昭和50年代後半に入って、肉質が良いことで市場からも注目されるようになりました。昭和59年から、初めて「佐賀牛」と表示して出荷されるようになり、昭和62年には佐賀特選ブランドに選定。TVCMの放映や記事広告等を用いて、消費者に対して銘柄の浸透を図ってきました。
◆「佐賀牛」のトピックス
【プロも認める品質!】
「佐賀牛」は、その品質の高さがプロの料理人にも認められています。平成12年7月にホテル日航福岡で開催された、九州・沖縄サミット蔵相会議時のディナーでメイン食材として起用され、各国の関係者に振る舞われました。
【国内だけでなく香港にも輸出!】
JAグループ佐賀では、平成19年6月から「佐賀牛」の香港輸出を始められました。現在、香港の高級百貨店内や高級レストランで取り扱われており、香港のお客様にも好評を得ています。
なお、香港への和牛の輸出は、日本で平成13年にBSEが確認されて以来中断していましたが、平成19年5月から再開され、「佐賀牛」の初めての本格となりました。
関連リンク
・JAグループ佐賀肉牛安心システム「さが肉牛農場通信」
・(独)家畜改良センター
・(社)日本食肉格付協会
・知事記者会見発言内容